Walking around Katori Jingu shrine ~香取神宮を歩く

香取神宮は、鹿島神宮と川(利根川)を挟んだ千葉県香取市に対座しています。
御神体は、フツヌシノオオカミです。

フツヌシノオオカミは、タケミカヅチノオオカミ(鹿島神宮)、アメノトリフネ(息栖神社)とともに国譲りの神話で登場しオオクニヌシノカミから「国譲り」をさせた神です。この神話(古事記、日本書紀)から、これらの香取神宮、鹿島神宮、息栖神社は深く係り、「東国三社」と言われて昔から信仰されてきました。

香取神宮は、東関東自動車道の佐原香取インターから1kmくらいのところにあり、とても交通の便がいいです。通常は駐車場が無料なのもいいですね。ここ数年、初詣に東国三社を参拝するのですが、香取神宮が一番混みあっているように思います。

表参道前の駐車場に車を止めると、ます大きな門(香取神宮-歓迎と表示されている)があり、そこから鳥居までの200Ⅿ位の間に様々なお店があります。お食事処、カフェ、お土産屋さん。。。私はここに来るとどうしてもダンゴとくずもちを買ってしまいます。

お店を抜けていくと赤い鳥居があります。ここから緩やかな坂道になっていきます。鹿島神宮の参道が針葉樹(杉)が中心なのに対して、香取神宮はカエデ?モミジ?が中心の参道です。桜も沢山植えられておりとても綺麗です。とても手入れのされた森で、鹿島神宮のような壮大感はなく、華やかで穏やかな感じの参道が続いてます。四季を通じて楽しめる神社です。

しばらく参道を登っていくと今度は石の鳥居があります。ここをくぐると、いよいよ総門です。階段をのぼり赤い総門を抜けると、正面に手水舎があり、右手に重要文化財の楼門があります。とても華やかな楼門です。鹿島神宮の楼門とよく似ていますが、ちょっと明るい感じの朱色です。

楼門を超えるといよいよ拝殿・本殿です。拝殿・本殿はやはり国の重要文化財に指定されており、その重厚な建物と華やかな彫り物は必見です。とてもご利益がありそうなパワースポットです。

鹿島神宮は、私の結婚式で本殿(拝殿)に入ったことがあるのですが、香取神宮はまだありません。機会があれば、ご祈祷に行ってみたいと思います。

香取神宮にも鹿島神宮と対になっている要石があります。鹿島神宮の要石は、地震の元になっている大ナマズの頭を押さえ、香取神宮は尾を押さえているといわれ、鹿島は凹型(中心が凹んでる)、香取は凸型(先がとがっている)になっています。

春は桜、秋は紅葉の香取神宮、鹿島神宮、息栖神社とセットで来てはいかがですか。。。

お正月(1/2)の香取神宮。 鹿島神宮より混雑している感じがします。

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