Walking around Kashima Jingu shrine ~鹿島神宮を歩く

鹿島神宮は、日本建国・武道の神様である「タケミカヅチノオオカミ」を御祭神とする
神武天皇元年(紀元前660年頃?)創建の由緒ある神社といわれいます。

大鳥居をくぐり、しばらく歩くと、摂社の坂戸社・沼尾社(注)の遥拝所(ようはいじょ)が
あります。さらに進むと左手に手水社があり、その正面には、寛永11年(1634)、水戸徳川初代
藩主の頼房卿により奉納された、日本産大楼門の一つに数えられる、高さ13m、重要文化財に
指定されている楼門があります。

楼門をくぐると左側には社務所、右側には拝殿、本殿が建っています。拝殿・本殿は北向き
(正確には北北西くらいかな)を向いており、武神の霊力を当時未開発の地であった東北地方
に及ぼすためといわれています。

さらに整備された参道を奥に進むと、左手にさざれ石、鹿園、さらに奥宮とつづきます。
奥宮から右手は、要石(地震の元になっている大ナマズを押さえているといわれている)、
左手の階段を下りていくと御手洗の池があります。豊富な湧水が注いでいるこの池は涸れる
心配は全くなさそうです。
御手洗の池には茶屋(一休)がありますので、それこそ一休みして行くのもいいですね。

(注)常陸風土記では、「天の大神の社(鹿島神宮)、坂戸の社、沼尾の社、三処を合わせて、
総べて香島の天の大神という」と書かれています。

* 2018年10月7日に行われた古武道演武大会。武神の鹿島神宮では、このようなイベントも行われます。

 

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